(2007年10月)
みなさん、こんにちは!
マコリン@ホストファーザーです。
すっかり我が家の一員となったアラン。
彼のおかげで、毎日がにぎやかです。
ある晴れた日のことです。
近所に住む妹のユミが実家に遊びにきました。
子供のシン君(3歳・・・ぐらい)をつれて。
「おう!ユミ~!元気か~?」
「うん、お兄ちゃん。元気やよ~」
「よう!シンくーんっ!こんにちは♪」
「マコリン、こんにちはー!」
「シンくーん!大きくなったな~」
会うたびに大きくなる甥っ子。
そりゃ~年をとるわけですね、わたくしも
軽い挨拶を交わした後は、
みんなでリビングでリラ~~~ックス♪
あっ、そうそう。
さっそくアランを紹介しよう!
僕は考えました。
「シン君ねー」
「今ねー」
「うちにねー」
「外国人がいるんでちゅよ~」
「これから呼ぶからね~」
「アラ~ン、ちょっと来て~」
『はなれ』でくつろいでいたアランを呼びました。
デデンッ、デンッ、デデン♪
デデンッ、デンッ、デデン♪
(ターミネーターのテーマ、ボリューム最大)
ドスンッ、
ドスンッ、
ドスンッ、
『母屋』のリビングへやってくるアラン。
「シンくーん!何か来たぞ~、逃げろ~~~っ!」
すぅ~~~~~~~~~~~
逃げましたっ!
逃げて行きましたよっ!
シン君
・・・ではなく、
妹のユミがっ!
リビングから
すぅ~~~~~~~~~~~~~
っといなくなりました。
「あっ、そうだ。○△■×しなきゃ。あ~忙しっ」 ←声ちっちゃ!
とか言いながら、二階へ上がって行きました。
忙しいハズがないのにぃ・・・
忙しいフリしてるぅぅうう(笑)
ちょっと、ちょっと!?
ユミさん?
逃げたらあかんやろ~(←渾身のつっこみ)
しかも・・・
シン君ほったらかしや~ん!
この時僕は、ふと保育園時代の事を思い出しました。
先生が僕に言ってくれたこと。
あれは僕が
「お母さんのこと、嫌い!」
ってだだをこねた時の話です。
先生は僕にこう言いました。
「マコがライオンにね、
襲われそうになったとするよ。
そしたらマコのお母さんはね、
命を投げ出しででも、
マコを守ってくれるはずだよ。
マコは大切に思われてるんだよ。」
この時僕は思いました。
「ああ、お母ちゃんは偉大なんだぁ」
「僕は愛されているんだぁ」
シン君は思ったはずです。
「ドンッ、ドンッて」
「何かが来るよぉ!」
「怖いよぉ~。おかぁちゃ~~~~ん(涙)」
すぅ~~~~~~~~~~~~~
もしもし?
偉大なお母ちゃんのユミさん??
ライオン(←アラン)来てるぞっ!
シン君を守らなきゃっ!
命を投げ出してでもシン君を・・・
すぅ~~~~~~~~~~~~~
偉大な母ちゃんどこへやらぁぁああ!
ライオンに・・・・・
我が子を差し出してるぅぅうううう!
ぬぉぉおおおおおおおおっ!
結局、アランが気を使ってくれました。
「僕がここにいると、ユミはリラックスできないと思うから・・・」
デデンッ、デンッ、デデン♪
デデンッ、デンッ、デデン♪
(ターミネーターのテーマ、ボリューム最小)
アランは一人寂しく『はなれ』に帰って行きました。
シン君は、とてもアランになついていたのに・・・
その日、アランとユミは一言も会話せず。
ありえなくないですか?
言葉を「一言も交わさない」なんて(笑)
これがアランとユミの初めての出会いです。
後からユミに聞いたところ、
「気がついたら逃げていた」とのことでした
そう、彼女はまさに・・・
「逃げる女」
続かない。
おっと。
忘れていました。
もう一人いましたね。
「逃げる男」。 ここにいます。
すぅ~~~~~~~~~~~~~~~~~
日々英会話!
マコリン@ホストファーザー