(2007年10月)
思ってもないことを言っちまったぁぁぁああ!
ついうっかり口を滑らせてしまった僕。
外国人と「同居」なんてたまったもんじゃありません!
あー、どーしたもんか?
叫んどく?
ぬぁ・・あ・あ・・。
いやいや、叫ぶのはまだ早いでしょ。
あー、どーしよっ、どーしよっ!???
どないせいっちゅうねんっ!
(おっと、初めて使う言葉です。ちゃんと言えました。ホッ)
いつものように、慌てふためく僕。
しかーし!
いつもの僕とはちょっと違いますよ
そう簡単には叫びませんっ!!!
なぜなら、僕にはまだ希望があったのです。
希望とは?
それは・・・
僕の両親の存在!
そう、おとーちゃんとおかーちゃんです♪
だいたい今回の話、僕の両親がOKするわけがありません。
そもそも外国人を見たこともないような人たちです。
絶対にNOって言うに決まってます。
両親がきっちり断ってくれる♪
これこそが我が希望!
そして両親に断られたら、すかさずこう言おう。
「今回の話、僕はイエスなんだけどね~。両親がノーって言うんだよね~」
「俺、悔しいよぉ。役に立てなくて・・・・」
まあ、こんなところでしょう。
表向きは何とか格好をつけられそう。
「俺は悪くない。両親が悪い!」
・・・的なアピールをすることは、男として格好悪い!
格好悪すぎるけれど・・・・・
背に腹はかえられません!
ハッハッハッ!
どーですか、みなさん!?
この器の小ささ!
器の小ささでは誰にも負けませんよ!!!
今日から僕のこと、「ミスターおちょこ」と呼んでください。
そして、いよいよ次の日の夜のことです。
今回のことを両親に話しました。
「あのさぁ、無理ってわかっとるよ。無理とわかった上で聞くけどさぁ・・・」
「この家でさぁ、外国人を1ヶ月預るのって無理に決まっとるよね~」
「うん、無理ってわかっとるよ。うんうん、当然無理だよね~」
ノブ、アラン、ごめんよぉ。
今回は、無理なんだよ。
うちの両親が・・・・・
ではなく、僕!
この僕が無理なんだよぉ。
器の小さい男でごめんよぉ。
外国人と一緒に生活なんてしたらさぁ。
朝昼晩と一日三回はショック死しちゃうんだよぉ。
すると我が希望の星たち(←両親)はこう言ってくれました
「おもしろそうだわっ!」(←母)
「よしっ、つれて来い!」(←父)
ぬぁぁああああああああ!(←息子)
こうして一ヶ月に渡るアランとの同居生活が始まったのでした。
続く。
日々英会話!
おちょこ