4. 変質者2人組

ある日のこと。

アランと遊園地の話をしていました。

ディズニーランドや
ディズニーワールドから始まり、

テキサスにある遊園地の話や、
移動式遊園地の話・・・


話しているうちに、
アランも僕も興奮してきて


よっしゃ!

遊園地行こう!



とゆうことになりました。


そこで、アランとノブリンと僕の3人で
行ってきました遊園地!


向かった先は・・・・



としまえん



という遊園地。



アランもノブリンも僕も、
遊園地に行くのは、
本当に久しぶり。


遊園地・・・








楽しい~♪



メリーゴーランドに乗ったり、
コーヒーカップに乗ったり・・


3人ともまるで
子供に戻ったような感じで




大はしゃぎ♪




ノブリンが、


次はあれに乗ろう!


今度はこれ!




と言って、アランと僕を
ナビゲートしてくれます。


しばらくは、何も考えずに
ノブリンのナビゲートに身を
委ねていました




が・・・・








なんだか変なんです。






なぜか、絶叫マシンには
なかなか案内してくれない。





何でだろう?




こっちは


ぬぉぉおおおっ!


とか


ぬぁぁあああっ!



って、絶叫したくて
ウズウズしてるのに。










そういえば・・・


ノブリンと僕は何度か遊園地に
遊びに行ったことはあるけれど、



ノブリンと2人でジェットコースターに
乗った記憶が・・・





ない。




確かに、僕たちが遊園地デートをしたのは、
かれこれ十年以上も前の話だから、
覚えてなくても不思議ではないのですが。


いや、



今はっきりと



思い出しました!




やっぱり、一緒にジェットコースターに
乗ったことが・・・



ない!


いつも、僕1人で絶叫マシンに
乗ってました。


そして、ノブリンはベンチに座って
待っているのがお約束のパターン。


今から思うと・・・



ひどいデートだったな~(笑)


あ、僕は楽しかったんですけどね。
(まったく自分勝手な男です)


というわけで、
絶叫マシンに乗ってる姿を
誰にも見せないノブリン。







でしたが!


今回は、アランと僕がノブリンに


頼むから一緒に乗ってくれ!


と、お願いしたところ、


渋々ではありましたが、



乗ってくれました!



乗ったマシンはこれ。

$ホストファーザー奮闘記「日々英会話!」


フライングカーペットです。


そしてこれがその時の動画です。









もう乗らないぃぃ


もう乗らないぃぃ





ノブリン、乗り物を降りた後に一言。


「吐きそう」



女子トイレに向かって
猛然とダッシュするノブリン。
(足、めっちゃ速い!!)


ノブリンを走って追いかける僕。
(わりと速い!)


僕の後ろを走ってついてくるアラン。
(遅い)


そして、



女子トイレに駆け込むノブリン。



女子トイレの前で立ち止まる僕。



女子トイレの前で立ち止ま・・・






らないアラン。





何の迷いもなく、


女子トイレに









突入!





ぬぉぉお・・・・







ん?




ちょっと待てよ。



もしかしたら!



ここは突入して、介抱するのが
当り前なのではないか?




いやいや、



ノブは単なる乗り物酔いなんだから、
男性が女子トイレに入る理由としては、
やや弱くないか?


しかも、


事情を知らない人が、
僕らを見たら、何と思うことだろう。


遊園地の女子トイレの中に・・・



黒人男





オッサン



確実に通報されるよな。



でもでもでも。


妻が苦しんでいるのに、助けもしないで
トイレの外でぼけ~っと立っている夫って、
どうなんだろう・・・・



突入か?



外で待つか?




どっちだ!

どうすりゃいいんだ!





すると遠くから
こちらに向かって歩いてきます。



若い女性4人組!




まさか!


これから女子トイレに
入ろうとしてるのでは?



中にはアランがいる!



まずい!



通報されるぞ!



でもちょっと待て。
落ち着くんだ!


4人組は女子トイレには
行かないかもしれない。



女子トイレに行こうとしてるのか?


それともただトイレの前を
通り過ぎるだけなのか?



どっちだ?


質問してみるか?



『すみませーん。』

『これから女子トイレに行くんですか?』












変質者











確定!






ダメだ!


質問した瞬間に通報されるぞ!






トイレの前に変質者ひとり~♪


トイレの中にも変質者ひとり~♪




歌なんか歌ってる場合じゃない!!!






どうする?


どうすればいいんだ?




トイレに突入して通報されるか?


おねーさんたちに質問して通報されるか?


二者択一だ!



ん?


選択肢をよく見ると、


どっちにしても、
変質者として通報される
運命じゃないかっ!





ええい!


もうどうにでもなれぇぇえええ!





次の瞬間、僕がとった行動は・・・



 

 



突入!




そして、





ノブリン





ではなく、




アランのところへ!






アラン、一旦外に出よう!




ホワイ?




いいから出よう!




ホワイ?





説明してる時間はないんだ!





ホワイ?





通報されるんだ!





ホワイ?



ノブリンの介抱が最優先という
アランの考えは分かってるよ。


だけど、今だけは・・・


た・の・む・か・ら


ト・イ・レ・の・そ・と・に



出てくれぇぇええ!





とその時、




だいじょう、うぇっ


だいじょうぶだから、うぇっ


外で、うぇっ、待ってて、うぇうぇっ




とノブリン。


とても大丈夫そうには
見えませんでしたが・・・


というわけで、なんとか
女子トイレから出たアランと僕。



おねーさん4人組は?



いた!



トイレを通り過ぎて、
遠くの方にいる!





が!



しかし!







思いっきりこっちを見てるぅぅうう!



確実に変質者と思われてるぅぅうう!




ぬぉぉおおおおおっ!




今までトイレの中にいたアラン。
僕たちが変質者扱いされてる状況で
あることを全く知りません。



4人組のおねーさんたちが、
自分を見てくれてると
勘違い。



ニッコニコの笑顔で・・・

手を振ってるぅぅううう!




黒人変質者が・・・




手を振ってるぅぅううう!


ぬぁぁあああああっ!



おねーさん4人組からすれば、


きゃーっ!

あの変質者2人組、

こっち見てんだけど!




ちょっと!


黒人を見て!


手を振りだしたわよ!


しかも何であんなに笑顔?


バカじゃないの?





キ・モ・い・ん・で・す・け・ど~


といったところでしょう。




ただただ悲しかったです(涙)



トホホ。



まさか、自分が変質者扱いされようとは、
夢にも思っていませんでした(涙)
でも通報されなくて本当によかったです。




突如として遊園地に現れた



変質者2人組


今となってはいい思い出ですけどね(^_^)v


とまあ、いろいろありましたが、
とっても楽しい一日でした♪



それにしてもノブリン。
ごめんね。


絶叫マシンが、


大の苦手


だったんだね。
(想像はしてたけど)




でも安心して。



もう二度と、絶叫マシンには
乗らなくていいからね。


次回はアランと僕が乗る姿を
見ててくれればいいから。
(結局、十何年前のデートと一緒)





また行くよ

懲りずに行くよ

遊園地






次は・・・




富士急ハイランドだ!


日々英会話!


P.S.
長い長いブログにお付き合いくださり、
ありがとうございました m(_ _ )m